『Tore Johansen featuring Karin Krog/Like That』

Tore Johansen(tp) Karin Krog(vo,M-4,5,8,9,13) Jukka Perko(as,ss), Lars Jansson(p) Ole Morten Vagan(b) Roger Johansen(ds) Sveinung Lillebjerka(vln) Jon Mehus(vln) Oystein Otneim Torp(viola) Kristin Alsos Strand(cello)

1.The Inner Child 2.Waltz for Bill 3. I am That 4. New day Tomorrow 5. Like That 6. Alone 7.Presence 8. Watching Shadows 9. Northern Shadows 10. Old Louis 11. To all four Winds 12. Untitled Meditation 13. The End of the Day Song

録音 : Rainbow studio, Oslo, May 2005
Recording Engineers: Jan Erik Kongshaug, Peter Espen Ursfjord
Remix and Mastering: Jan Erik Kongshaug

音楽の可能性、価値を“新しさ”ということに注目しがちな中、私に答えをくれた作品。初めの出会いは、音楽コンベンション MIDEMでのこと。せわしい日程の中にもたらされた満ち足りた気分。そして今も、この作品を聴くと私は静かな感動を覚える。北欧独特の透明感漂う美。「美しい」という言葉は安直だけど、この音楽は、その「美しい」という言葉に尽きる。そして、それこそが、注目すべき要素なのでは、と私は思ってしまう。新しさとは、今、その瞬間を生きているミュージシャンの真摯な音に、必ず宿っているはずだ。世の中はスタイルによく目を向けるけれど・・。
カーリン・クローグが 5曲に参加。実はM-4の出だしのピッチは危うい。でも、いいのだ。「気持ちがあれば技術は問わぬ。」そういうことではない。でもそのズレも音楽になっている瞬間というのは確実にある。本人の曲は2曲のみで、ラーシュが5曲、カーリン、サーマン絡みが5曲。しかし、不思議なまでの統一感さえ漂うのは、各曲のセンス、トーレの選曲センス、そして、その取っておきのメロディを“生かす”メンバーの演奏だろう。レインボウ・スタジオにて、レコーディング・エンジニアはもちろんコングスハウクだ。JT (関口滋子)

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