『アキコ・グレース/モメンタム
2006.3.31 16:30〜TYOライヴ録音盤』
アキコ・グレース(p)
安カ川大樹(b)
小山太郎(ds)
1. パラドキシカル・クライメット* 2.ナイト・アンド・デイ 3.ホエア・ザ・ストリーツ・ハヴ・ノー・ネイム 4.赤い靴 5.オール・ブルース 6.サブリミナル・ワン・オー・ワン*
7.ディア・オールド・ストックホルム 8.シティ・タイム* 9.アース〜ジス・ビューティフル・プラネット* ボーナス・トラック: 10.ディパーチュア ソロ〜フロム・アフターアワーズ*(*オリジナル)
プロデューサー:菰口賢一
録音:2006.3.31@東京・渋谷 タカギクラヴィア松濤サロン
ミキシング:文化村スタジオ
録音&ミキシング・エンジニア:塩澤利安
アシスタント・エンジニア:小野寺真希 石田晃一
マスタリング:一口坂スタジオ・保坂ルーム
マスタリング・エンジニア:保坂弘幸
あえて、難航するライヴ録音を、ジャズはこうあるべきと志向して決断した制作姿勢に賛辞を送り、エンジニアの立ち向かった技術にねぎらいを言いたい。
私もアイソレーション無視の姿勢を貫くジャズ・サウンド一徹派であり、共感で国内録音での推薦の一枚。ピアノは持ち込みでニューヨーク・スタインウエイ。私も経験があるが、このピアノはいったん目が覚めると、ジャズに華を添えるが、目を覚ますのが大変。その努力をクリアした理想の音を出している。そのピアノの音はかぶりを受けながらも明瞭に捉えられており、オンマイクによる切り立った音はなく、暖かさのある音だ。かぶりの最も大変なベースの見事な処理にも感服。しっかり明瞭さを保ち、その存在感はライン録りにたよった音では出せない膨らみを持つ。この会場は、多分、床面が相当にしっかりしているのではないかと推察。ライヴ盤での成功例をさらに一枚加えるなら、「藤井郷子オーケストラ 東京」のピットイン・ライヴ録音盤『Live
!!』(Libra)がある。JT (及川公生)
* 『アキコ・グレース/モメンタム〜TYOライヴ録音盤』(Jroom)
http://www.jazztokyo.com/oikawa/disk22/disk22.html
*『藤井郷子オーケストラ 東京/LIVE!!』(Libra)
http://www.jazztokyo.com/newdisc/komado/fujii.html