#  017

ECM-The Fourth Decade
new artists, new music

UCGR-00173-2
text by Kenny INAOKA

  1. Wolfert Brederode Quartet(オランダ)
  2. Anat Fort(イスラエル)
  3. Jacob Young(ノルウェー)
  4. Tord Gustavsen Trio(ノルウェー)
  5. Susanne Abbuehl(スイス)
  6. Nik Bartsch’s Ronin(スイス)
  7. Stefano Bollani(イタリア)
  8. Mathias Eick(ノルウェー)
  9. Marcin Wasilewski Trio(ポーランド)
  10. Stefano Battaglia(イタリア)
  11. Christian Wallumr_d Ensemble(ノルウェー)
  12. Frode Haltli(ノルウェー)
  13. Trygve Seim(ノルウェー)

前回に引き続きECMの非売品CDの紹介である。一時、AmazonやDownbeat誌のプレミアムにも使われていたので、手にされたファンも多いかも知れない。
ECM40周年にあたって、ECMの米国のディストリビュータである、Universal Music Classicalが編集し頒布したものである。
あえてここで取り上げたのは、内容の素晴らしさによる。タイトルにある通り、2000年代に入ってECMからデビューした13人のアーチストの楽曲を1曲ずつ全13曲コンパイルしたものだが、見事に新世紀に於けるECMの成果を俯瞰する内容になっている。以下がその明細だが、アメリカに移住したミュージシャンはいたとしても、いわゆるアメリカ人はひとりもいない。1970年にノルウェーのサックス奏者、ヤン・ガルバレクと邂逅以来、プロデューサー マンフレート・アイヒャーのノルウェーへの旅は40年を超え、さらに深まるばかりだ。アイヒャーの音楽的興味に応え続けるノルウェーの人口は460万人強。比較する意味はないかも知れないが、東京都の総世帯数をはるかに下回る。(稲岡)

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