●ジェイ・マクシャンp逝く

カンザズシティの顔として君臨したピアニストのジェイ・マクシャンが去る12月7日現地で亡くなった。享年90才。マクシャンはオクラホマ州ムスコギーの生まれだが、36年仕事でカンザスシティに赴きそのまま定住、今日に至った。マクシャンは37年、チャーリー・パーカーと出会い自身のオーケストラへ入団させた。パーカーの愛称“バード”はこの時付けられたといわれている。
パーカーのレコード・デビューもマクシャンの< Hootie's Blues >。ふたりは41年まで共演を続けた。

[12.17.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●アーメット・アーティガン逝く

来年創立60周年を迎える米アトランティック・レコードの創立者のひとりアーメット・アーティガンが去る15日亡くなった。アトランティックは、アーメットが24才の時、レコードコレクターだったハーブ・エイムラスンと共同で設立した会社。 1955年、兄のネスヒ(1917-1989)をジャズ・プロデューサーに迎えMJQやコルトレーン、チャールス・ミンガスなどを次々録音、レーベルの黄金期を迎えることになる。アーメットは今年、フランスで永年の功績を讃える勲章を授けられたばかり。

[11.26.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●Emanem Records & Psi Records のニュー・リリース

即興音楽のLP/CDを長年に渡ってリリースしているEmanem Recordsの11月リリースは下記の3作品。
Elliott Sharp & Reinhold Friedl / Feuchtify ( EMANEM 4133)
ISKRA 1903 / Chapter Two ( EMANEM 4303) 3-CD set

また、『高瀬アキ / Tarantella』をリリースしたエヴァン・パーカーがプロデュースするPsi Recordsも11月に下記の作品がリリース。Psiからは『The Topography of the Lungs』(psi 06.05)などのIncus Recordsの歴史的名盤も再発されている。

Furt / Omnivm (psi 06.09)
Schlippenbach Trio / Winterreise (psi 06.10)

両レーベルの詳細はEmanem Recordsの下記HPで。通販も行っている。
http://www.emanemdisc.com

[11.26.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●Intakt Records & Maya Recordings のニュー・リリース

今年20周年を迎えたスイスのIntakt Recordsは、大ベテランからスイス・シーンの若手まで、現代のヨーロッパにおけるジャズ・即興音楽で注目すべきミュージシャンのCDを数多くリリースしている。最近ではアレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハの『Monk's Casino』が話題になったことが記憶に新しい。そのIntakt Recordsのニュー・リリースは、シュリッペンバッハのソロによる注目作『Twelve Tone Tales Vol.1 & Vol.2』をはじめとする下記の4作品。詳細はIntakt RecordsのHPで:
http://www.intaktrec.ch

Alexander von Schlippenbach / Twelve Tone Tails Vol.1 (INTAKT CD115)
Alexander von Schlippenbach / Twelve Tone Tails Vol.2 (INTAKT CD116)
Omri Ziegele Billiger Bauer / Edges & Friends (INTAKT CD112)
Lucas Niggli Big Zoom / Celebrate Diversity (INTAKT CD118)

スイスに引っ越したバリー・ガイとその夫人マヤ・ホンバーガーのレーベルMaya Recordingsからも2作品がリリースされた。詳細はMaya RecordingのHPで:
http://www.maya-recordings.com

Agusti Fernandes, Barry Guy, Ramon Lopez / Aurora (Maya Recordings 0601)
Evan Parker, Barry Guy, Paul Lytton / Zafiro (Maya Recordings 0602)

日本国内のCDショップではあまり見かけないが、Intakt RecordsのHPからも直接購入できるので、英語でのお買物が苦にならないファンはその方が早いかもしれない。

また、Intakt Recordsも関わっているフェスティバルUNERCHOERT!が11月23日から28日にかけて開催されている。詳しくはこちらのHPで:
http://www.unerhoert.ch

[11.26.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●Jazz Calendiary 2007; Photo by Detlev Schilke

ドイツのjazzprezzoが出しているジャズ・カレンダーの2007年版は、ベルリン在住のドイツの写真家Detlev Schilkeの写真を使用。カレンダーといってもヨーロッパのアート・カレンダーでよくある週毎にページをめくるブックタイプのもの。写真も53枚掲載されている。ドイツ・アマゾン
http://www.amazon.de
などで購入可能。また、Schilkeの下記HPでは彼のさまざまな作品を見ることができる。
http://www.detschilke.de

[11.26.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●ESP-DISK活動を再開

1966年、バーナード・ストールマンによりNYに設立され、オーネット・コールマンやアルバート・アイラー、ポール・ブレイなどの急進的なアーチストの録音を積極的に展開、世界への紹介に貢献したインディの名門、ESP-DISKが活動を再開することになった。再開第一弾は4枚の未発表ライブ音源で、フランク・ライト4、エリオット・レヴィン4、ハンス・タメン4の3枚が独メルス・ジャズ・フェス、イマ・スマックがブカレストでの録音。バド・パウエルやアルバート・アイラー、サン・ラの未発表音源のCD化も予定されているというから驚きだ。また、来年1月には3時間に及ぶDVDによるコンピレーションの発売も予定されているという。

[11.26.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●アニタ・オデイvo逝く

ジャズ界随一のソング・スタイリストとして人気の高かったアニタ・オデイ(1919.10.18生まれ)が、11月23日の早朝6時17分、ウエスト・ロサンゼルスの病院で心不全のため87才の生涯を閉じた。アニタはシカゴの生まれ、10代でデビュー、ジーン・クルーパやスタン・ケントンなどのビッグバンドで名を売った。
バート・スターンが撮影したニューポート・ジャズ・フェスのドキュメンタリー映画“Jazz on a Summer's Day(1958)での粋で艶やかな容姿が世界中のファンを魅了した。
60年代後半からドラッグに苦しみ、シーンから姿を消していたが、日本のトリオレコードがロサンセルスで制作した『アニタ・オデイ1976』で復活、その後は度々日本を訪れるなど精力的に活動を再開した。
自伝に『High Times, Hard Times』(1981)がある。

[11.26.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●ウォルター・ブッカーb逝く

ベーシスト、ウォルター・ブッカーが11月25日逝ってしまった。 ウォルター・ブツカーは、1933年12月17日、テキサス州の生まれ。クラリネットやアルトを吹いていたが、軍楽隊に入ってコントラバスに転向。1964年NYに移住、ドナルド・バードtp、ソニー・ロリンズts、レイ・ブライアントp、アート・ファーマーflgh、ミルト・ジャクソンvib、チック・コリアpなどと共演、数多くのレコーディング・セッションにも参加するなど一躍人気ベーシストとなった。ベースの巨人、チャーリー・ミンガスの影響を受け、ミンガスの奏法を発展させた。 死因はガン。未亡人の話によると、9週間前からガンで入院していたが、痛みを訴えなかったためにモルヒネの世話にもならず、眠るように息を引き取ったという。

[11.26.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●パブリシストを巡るパネル・ディスカッション

ニューヨークの音楽専門学校ニュースクールとジャズ評論家ハワード・マンデルが主宰する国際的な組織「ジャズ・ジャーナリスト・アソシェーション」が共催する 2006年秋季パネル・フォーラム『ジャズ・マター』第3回は、《パブリシスト、クライント、ジャーナリスト:リレーションズ》をテーマに11月20日ニュースクールのジャズ科パフォーマンス・スペースで開催される。入場無料。ジャズ・パブリシストとしてジャズと聴衆の接点に立つベテラン、ドン・ルコフ(DL Media)、ジェ−ムス・エイゴ(Jazzpromo Works)、ティナ・ペリカン
(ECM NYオフィス)がパネリストとして参加予定。司会はハワード・マンデル。

[11.12.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●ハリ−・コニックJr.待望の新作2タイトル

人気ヴォーカル・ピアニスト、ハリー・コニック Jr.待望の新作2タイトルが完成、発売を待つばかりとなった。コロムビアから発売されるヴォーカル・アルバム『Oh, My NOLA』はコニックのオリジナル4曲を含む全16曲を収録。もう一方は、マルサリス・ミュージックから発売されるアルバム『Chanson Du Vieux Carr』で、こちらはビッグバンドをバックに従えたピアノ・アルバム。なお、両アルバムと、 『Oh, My NOLA』からシングル・カットされたハリケーン“カトリーナ”に襲われたニューオリンズを歌った『All These People』からコニックが得る印税収入のすべては、コニックとレーベル・オーナーのブランフォード・マルサリスsaxが主宰するthe New Orleans Habitat Musicians ' Villageに寄附されるという。

[11.12.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●マヌ・カチェが「アルバム・オブ・ザ・イヤー」

フランスのドラマー、マヌ・カチェのアルバム『ネイバーフッド』 (ECM/ユニバーサル)が、「 Preis der Deutschen Schallplattenkritik」(ドイツ批評家大賞=ジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤー)を受賞した。マヌはピーター・ゲイブリエル、ジョニ・ミッチェル、スティングなどとの共演で知られるドラマーだが、トマシュ・スタンコtpやヤン・ガルバレクsaxなどECMのベテラン・アーティストを迎えた自身の2作目のソロ・アルバムが見事「大賞」に輝いた。

詳細は;http://homepage3.nifty.com/musicircus/
ecm/ecm_news/October_30_2006.htm

[11.12.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●ジャズランド・レーベルが10周年記念セッション

ブッゲ・ヴェッセルトフトが主宰するノルウェーのジャズ・レーベルが設立10周年を迎え、11月30日〜12月2日の3日間、地元オスロで「Jazzland Sessions 2006」を開催する。
出演は、ブッゲのバンド「ニュー・コンセプション・オブ・ジャズ」の他、女優で歌手のシセル・エンドレセン、 ECMから『No Birch』を発売したクリスチャン・ヴァルムロード、ビーディ・ベル、トルン・エリクセン・バンド、アトミックなど。

[11.12.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●ECM秋の新作5枚リリース

ECMから秋の新作5枚がリリースされた。相変わらず広角度の音楽スペクトラムから選ばれたアーチストによる興味をそそられる作品揃いである。
Mark Feldman: What Exit (ECM 1928)
Dino Saluzzi Group (ECM 1978)
Kayhan Kalhor/Erdal Erzincan (ECM 1981)
Robin Williamson: The Iron Stone (ECM 1969)
Pierre Favre Ensemble: Fleuve (ECM 1977)

[10.15.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●ジミー・ヒース傘寿を祝う

ジョーンズ・ブラザーズ(ハンク p、サドtp、エルヴィンds)と並んで有名なジャズ界の三兄弟ヒース・ブラザーズ(ジミーts、パーシーb、トゥーティーds)の長兄ジミーが傘寿(80才)を祝うアルバム『ザ・ジミー・ヒース・ビッグバンド/ターン・アップ・ザ・ヒース』(Planet Arts Recordings)をリリースした。2003年のジャズ・マスターズ受賞に端を発した3年がかりの23人を擁する一大プロジェクトである。ルー・タバキンらがゲスト参加して華を添えている。

[10.15.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●ECMがキース・ジャレット・フェア

キース・ジャレットの新作『カーネギー・ホール・コンサート』を記念して ECMがキース・ジャレット・フェアを展開している。『カーネギー・ホール・コンサート』は珍しくキ−ス自身がNYタイムスのインタヴュ−を受けるなど自信作であることを表明している。フェアの内容は、ショスタコヴィッチの生誕100周年を契機にキースが1991年に録音した『ピアノのための24のプレリュードとフーガ』を再発、先着100名に『カーネギー・ホール・コンサート』からの4曲を抜粋したCDを添付するというもの。また、キース・ジャレットのLP(シングル、2枚組、3枚組)に限り35%ディスカウントで販売している。ECM初のDVD『キース・ジャレット/東京ソロ』(日本のVAM社からライセンス)は発売以来すでに数万セットを超えるセールスを記録しているという。

[10.15.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●ジャンゴ・ラインハルトNYフェスティバル

最も偉大なロマ(ジプシー)・ギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトのスピリットをアピールする《スピリット・オブ・ジャンゴ》ツアーの一環として 11月7日から1週間マンハッタンのクラブ『バードランド』で「ジャンゴ・ラインハルトNYフェスティバル」が開催される。ジャンゴの継承者といわれるチャヴォロ・シュミット(仏)のギターを中心とした6重奏団に日替わりでゲストが参加。ツアーはシアトルからモンタナ、サンフランシスコを経てニューヨークに入り、バードランドを打ち上げた足で来日、12日に東京、14日に大阪で公演が予定されている。

[10.15.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●アリス・コルトレーン東海岸に登場

ジョン・コルトレーンの未亡人、アリス・コルトレーンが 20年振りに東海岸でコンサートを行う。3回の米国公演の内1回を10月22日にニュージャージーのパフォーミング・アーツ・センターが主催するオルタネート・ルーツシリーズに設定したもので、共演は息子のラヴィ・コルトレーン(ts)、チャーリー・ヘイデン(b)、ジャック・ディジョネット(ds)という注目すべきメンバーアリスはピアノの他キーボードとウーリッツアー・オルガンを演奏する予定。アリスの60年代の楽曲や2004年のアルバム『トランスリニア・ライト』からの新曲に加え、ジョン・コルトレーンの楽曲がリスト・アップされているという。

[10.15.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●デューイ・レッドマンの最新作『オープン・スペイシズ』

去る9月2日突然他界したベテラン・サックス奏者、デューイ・レッドマンをフューチュアしたアルバム『オープン・スペイシズ』がカナダのSpoolレコードから発売された。これは、1999年にカナダのケベック・シティでデューイを招いて3日間にわたって行われたイベントの際収録されたもの。共演は、フランソワ・キャリリール(as)、ミシェル・ドナート(b)、ロン・セギン(b)、ミシェル・ランベール(ds)。

詳細は、http://www.spoolmusic.com/

[10.01.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●『メセニー・メルドー』発売迫る

アメリカでもっとも注目を集めているピアニスト、ブラッド・メルドーとパット・メセニーgのデュオ・アルバム『メセニー・メルドー』が発売を目前に控え期待がいやましている。パットのCD『トラヴェルズ』に衝撃を受けジャズを志したメルドー(1970〜)にとってパットとの共演は夢の夢だったが、一方のパットもメルドーはデビュー以来もっとも注目してきたピアニストであった。機が熟し、同じノンサッチのアーティストということもあり、遂にレコーディングの運びとなった。全10曲中7曲がパットの作品、3曲がメルドー。2曲はラリー・グレナディアbとジェフ・バラードdsが参加するトリオ。本年最高の話題作となる可能性充分の本アルバム、日本発売は9月27日の予定。

[09.03.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●リー・モーガンの初めての伝記出版

ジャズ・トランペットの輝かしきスタイリストのひとり、リー・モーガンの初めての伝記が来月アメリカの出版社Equinox Publishingより発売される。モーガンは10代でプロ・デビュー、アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズで一躍、名の知られるところとなった。ガールフレンドとのトラブルで出演中のNYのクラブで彼女に射殺された。33才だった。自伝には人種差別にあえぐ当時の時代背景、麻薬の耽溺、友人や関係者の証言なども含まれている。

[09.03.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●レバノン連帯コンサート in パリ

9月5日にパリで、レバノン連帯コンサートが行われる。このコンサートの主催者であるLiban Jazzが、2005年からベイルートで開催しているFestival Liban Jazzのパリにおける第3回という位置づけ。共催はTheatre du Rond PointとMasrah Al Madina。アンリ・テキシェ、ルイ・スクラヴィス、ジュリアン・ルロー、ボヤンZなどFestival Liban Jazzに出演経験のあるミュージシャンを中心に、ミッシェル・ポルタル、アーチー・シェップパレスチナのトリオ・ジュブランなどが出演。収益金はレバノンの赤十字に寄付される。
オフィシャルサイト:http://www.concertenblanc.com/

[09.03.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●ピアニスト デューク・ジョーダン逝く

日本で根強い人気を誇るバップ・ピアニスト デューク・ジョーダンが8月8日、コペンハーゲン郊外の自宅で亡くなった。享年84才。デュークは47年からの2年間にわたるバップの祖 チャーリー・パーカーとの共演で知られたが、73年にデンマークのSteeple Chaseレーベルから復帰するまで11年間シーンから姿を消していた。復帰作『フライト・トゥ・デンマーク』で多くの日本のファンの心をつかみ、数々のアルバムで取り上げられた。76年以来20回にわたって来日している。

[08.20.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●ステファノ・ボラーニ、ECMからソロ・デビュー

エンリコ・ラヴァとの共演で知られるイタリアの若きトップ・ピアニスト、ステファノ・ボラーニがECMからピアノ・ソロ・アルバムを発表する。録音は昨年、8月、スイスでマンフレート・アイヒャーがプロデュースを担当、ECMの輝けるピアノ・ソロ史に新しい1ページが加わる。収録曲は全16曲、オリジナルから、プロコフィエフの主題に基づく即興曲、タンゴ、スコット・ジョプリンのラグ・タイムまでまさに全方位。『ピアノ・ソロ』の日本発売は、ユニバーサルから8月30日、トーマス・スタンコ・クァルテットの『ロンターノ』と併せて。
ボラーニのインタヴューは;http://www.jazztokyo.com/interview/vol24/v24.html
NEW DISC#57;http://www.jazztokyo.com/newdisc/komado/sma_smat.html

[08.08.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●ソニー・ロリンズが新作をネット販売

昨年12月にラスト・ツアーを行ったテナー・サックスの巨匠ソニー・ロリンズが5年ぶりのスタジオ録音を完成、CD、ダウンロ?ド共に自身の公式ホームページを通じて販売を開始した。新作『ソニー、プリーズ』は、トロンボーンを含むセクステットで、ソニーのオリジナル4曲の他、<星への階段>などを含む7曲入り。海外向け定価は$17.95+送料&ビデオクリップ$12.00。MP3のダウンロードは8曲+ボーナス・トラック(<Nishi>のライヴ・バージョン)で$10.00。現在ネット通販以外、入手の方法はない。
ソニーの公式HPは;www.sonnyrollins.com

[08.08.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●キース・ジャレット・ソロ新作発売へ

ECMからキース・ジャレットのソロ・アルバムの発売が予定されている。カーネギー・ホール他での2005年のコンサート録音で、キースがアンコールで取り上げることの多かった<マイ・ソング>や、<ペイント・マイ・ハート・レッド>(阪神大震災ベネフィットCD『レインボー・ロータス』に収録)も収録されているという。聴衆との折り合いの悪さから収録が見送られ続けていたアメリカ公演での録音という点でも注目の一作である。

[08.08.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●高瀬アキ&ルイ・スクラヴィス・デュオがオンエア

5月25日、ベルリンのTRANENPALASTで高瀬アキとルイ・スクラヴィスが共演した。ベルリンを拠点に活躍するピアニスト高瀬アキとヨーロッパでも屈指のクラリネット・サックス奏者であるスクラヴィスは、何年も前にスペインのジャズ祭のアフター・アワーズ的なセッションで一度だけ一緒に演奏したことはあったが、オフィシャルな意味での共演は今回のデュオが初めて。この貴重な演奏が、Deutschland Radioで現地時間8月8日20時(日本時間8月9日午前3時)からオンエアされる。ネットでも聴くことが可能。下記HP右側の“LIVE-STREAM”Deutschland KulturのWMPまたはMP3のいずれかを選択すれば生放送が聴ける。
http://www.dradio.de/dkultur/sendungen/konzert/518521/

[08.08.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●ジャズ・ジャーナリスト協会2006年度ジャズ・アワード

ジャズ・ジャーナリスト協会(the Jazz Journalist Association)による2006年度ジャズ・アワードの受賞者が、6月19日ニューヨークのB.B.キング・ブルース・クラブでのガラ・パーティで発表された。ソニー・ロリンズが“ミュージシャン・オブ・イヤー”と“テナー・サックス”部門でダブル受賞した他、ロイ・へインズが特別功労賞を受賞した。
このジャズ・アワードは、まず全会員が各部門毎に5名(作品、団体)ノミネートし、さらに全会員がその上位者5〜6名(作品、団体)から1名(作品、団体)に投票し、最終的な受賞者を決定する仕組み。
JJAは国際的な組織だが、アメリカ人ジャーナリストが約90%のため、アメリカでの評価が反映されているといえる。また、ノミネートされたミュージシャンの中にルシャール・ガリアーノやエヴァン・パーカーの名前があるのが興味深い。
ジャズ・ジャーナリズム部門を含む全41カテゴリーにおける受賞者等は下記JJAのHPで。

JJA:http://www.jazzhouse.org/
受賞者:http://www.jazzhouse.org/winners06.html
ノミネート:http://www.jazzhouse.org/nominees06.html

[07.09.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●レス・ポールが生誕91周年記念ギグ

エレクトリック・ギターのパイオニア、レス・ポールが6月12日、ニューヨークのクラブ“イリジウム”で91才の誕生日を祝うギグを行う。ポールは15年ウィスコンシン州の生まれで現役最古参のギタリストとして毎週月曜日イリジウムで演奏活動を続けている。5度のグラミー賞に輝くポールは、ソリッド・ボディのエレクトリック・ギター(レス・ポール・モデル)の開発者として知られる他、マルチトラック・レコーディングの先駆者でもあり、リバーヴなど現在では標準的な録音機材を早くから活用していた。

[05.29.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●ヒルトン・ルイス危篤

ラテン・バンドでも活躍したジャズ・ピアニストのヒルトン・ルイスが23日ニューオリンズの路上で昏倒、病院に担ぎ込まれたが意識不明が続いている。ルイスは、52年、NYの生まれ。クラシックの教育を受け、8才の時にカーネギー・リサイタル・ホールでコンサートを開いた早熟児。家族はリカバリー・ファンドの協力を要請している;Aida Ruiz@Chase Bank ACCT #: 711211359 ROUTING # 065400137

[05.29.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●ECMが初のDVD発売

ECMから5月12日創立以来初めてのDVDが発売された。2002年に行われたキース・ジャレットの日本における150回目のコンサートを収録したもの。
東京でのソロ・コンサートを収録したこの作品『キース・ジャレット/東京ソロ』(ECM5501)はビデオアーツ社からのライセンスで日本ではすでに発売されている。なお、CD『レイデイアンス』はこのコンサートの1部を収録したアルバムである。

[05.17.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●ビリー・テイラーがオーディオPodcast開始

ピアニストとしても著名なビリー・テイラー教授が85才を迎えて新しいラジオ番組「ザ・ビリー・テイラー・ショー」をスタートさせた。「Podcastというのはいわばラジオ・オン・デマンドで、この新しいテクノロジーを通じて世界的にジャズ・ファンを増やすことができると思う」。番組は月刊で第1回はテイラー教授の永年のベーシスト、チップ・ジャクソンを迎えての“Conversion”。
Podcastは番組をファイルにしたもので指定のサイトに行けばいつでもダウンロード可能で、パソコンやiPodで再生する。
http://www.billytaylorjazz.com

[05.17.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●ピアニスト、ジョン・ヒックス逝く

来日経験も多く日本のジャズ・ファンにもお馴染みのピアニスト、ジョン・ヒックス(1941年アトランタ生まれ)が5月10日、NYのセント・ヴィンセント病院で亡くなった。葬儀は、対面式が18日、召天式が翌19日NYセント・マークスのユナイテッド・メソジスト教会でそれぞれ行われる。妹のエンマによると遺体はその後、生地のアトランタに搬送され、祖父母、両親、弟エルドンらの立ち会いの下、サウス・ヴュー・セメトリーに埋葬される予定。ジョンは6才からピアノを始め、リンカーン大学、バークリー音楽院で学んだ後、63年ニューヨークに進出。アート・ブレーキー・グループとの3年間にわたる共演で広く知られるようになった。その後、ベティ・カーター(vo)の伴奏を永く務めるなど、ヴァーサタイルな活躍を見せた。来日は65年の“ジャズ・メッセンジャーズ”以来、17回を数える。

[05.17.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●2006年度SWRジャズ賞、マンハイム新ドイツジャズ賞

南西ドイツ放送協会(SWR)による2006年度SWRジャズ賞(SWR JAZZPREIS 2006)の受賞者がアクセル・ドゥナーに決定した。ヨーロッパで最も高く評価されている即興演奏家で、昨年CD発売と共に欧米では大きな話題となっているアレクサンダー・フォン・シュリッペンバッハのプロジェクト「モンクス・カジノ」のメンバーでもあり、また、大友良英ニュー・ジャズ・オーケストラのCDにも参加しているジャズ、即興両方面で活躍しているトランペッターである。現代のジャズと即興音楽を切り開く独自の発想の豊かさが、新しい展望の星であると評価されたとのこと。8月30日に受賞コンサートが行われるが、これもルディ・マハールらとのグループ“ディー・エイントイシュング”とイギリスのヴォイス・パフォーマー、フィル・ミントン、ケルン在住のシンセサイザー奏者トーマス・レーンとのプロジェクト“TOOT”の2本立てである。
また、MVV Energieがスポンサーとなって新設されたジャズのコンクール、マンハイム新ドイツジャズ賞(Neuer deutscher Jazzpreis Mannheim)では、124グループの中から選ばれた3グループによる本選会とその発表が3月10日、11日に行われ、「モンクス・カジノ」のメンバーの一人であるルディ・マハールをはじめ現在最も活躍するミュージシャンが揃っているフランク・メービスの「ディア・ローテ・ベライヒ」(メービス(g)、マハール(bcl)、オリバー・ステイドル(ds))が最優秀グループ賞、「themroc3」のミカエル・グリーナー(ds)が最優秀ソリスト賞を受賞した。

[04.29.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●ウイリアム・ゴッドリーブ逝く

ビリー・ホリディ、セロニアス・モンク、ディジー・ガレスピーなど多くのジャズ・ジャイアンツの写真を撮影したことで知られるウイリアム・ゴッドリーブが、2006年4月23日亡くなった。1917年生まれ、89歳。彼が初めてカメラを手にしたのは1939年、ワシントンポストに「スイング・セッションズ」という週刊コラムに掲載するためだったという。第二次世界大戦中は空軍の写真オフィサーとなり、その後数年間、ダウンビート誌のエディターとして活躍した。1948年にジャズからは離れ、教育フイルムの分野に移り、ユニヴァーシティ・フィルム/マグロヒル社の社長となる。1979年に引退後、写真集『The Golden Age of Jazz』を出版。ジャズ関連の写真を撮影していた時期は約10年間にすぎないが、ジャズ・フォトグラファーのパイオニア的な存在といえる。ゴッドリーブの写真は多くのレコード・ジャケットや出版物に使用されているので、その名前は知らなくともジャズファンならばどこかで彼の写真を必ず目にしているだろう。下記のHPで彼の写真を見ることが出来る。
http://www.jazzphotos.com/

[04.29.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●セロニアス・モンクにピューリッツアー賞

ピューリッツアー賞選考委員会は、2006年度ピューリッツアー特別賞にセロニアス・モンクを選定した。ピューリッツアー賞はアメリカの新聞経営者ジョゼフ・ピューリッツアーの遺志を汲み、1917年に制定されたアメリカで最も権威のある文化賞。その年度にアメリカで最も優れた業績に対してコロンビア大学が授与するもので文学、ジャーナリズム、音楽など21部門があるが、今回は故人に特別賞を授与することになった。授賞理由は、ジャズの発展に重要かつ永続的な衝撃を与えた、傑出して革新的な作曲を遺した業績で、セロニアス・モンクを作曲家として評価したもの。
セロニアス・モンク(1917.10.10〜1982.2.17)はバップを代表するピアニストだが、生涯に作曲した作品は70〜79曲で未だ特定されていない。
http://www.jazztokyo.com/qa/qa.html
<ラウンド・アバウト・ミッドナイト>を始め多くの作品が現在でも各国のジャズ・ミュージシャンに好んで取り上げられている。
なお、1997年にはトランペッターのウィントン・マルサリスが『Blood on the Fields』で同賞を受賞している。

[04.29.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●ジャッキー・マクリーン逝く

ハードバップの代表的存在のひとりだったアルトサックス奏者でハードフォード大学ジャズ研究所の創立者/音楽監督のジャッキー・マクリーンが31日自宅で病死した。マクリーンは1932年5月17日、ニューヨークの生まれ。15才からサックスを始め、バド・パウエルの指導するハーレムのバンドでソニー・ロリンズらと演奏。パウエルの影響でチャーリー・パーカーと知合い大きな影響を受けたが、後にフリー・ジャズの洗礼を受け、独自のスタイルを形成した。初レコーディングはマイルス・ディヴィスの『ディグ』で19才の時。チャーリー・ミンガスやアート・ブレイキーらとの共演を経て自身のバンドを結成、65年以降来日経験も多い。

[04.02.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●ドン・アライアス逝く

ハーレムから身を立て、マイルス・デイヴィス、ジョニ・ミッチェル、マイケル・ブレッカー、ジャコ・パストリアスなど多くのミュージシャンから愛されたドラマー/パーカッショニストのドン・アライアスが去る3月30日急逝した。ドンが70年代にスティーヴ・グロスマン(ts)やジーン・パーラ(b)らとPMレコードに残した演奏が順次ポリスターから国内発売された矢先の死だった。

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●レス・ポールがアメリカン・ジャズの名声の殿堂へ

昨年2個のグラミー賞に輝いた(生涯で9個目)現役最高齢(90才)のギタリストのジャズの名声の殿堂入りが決定した。セレモニーは4月10日に予定されている。レス・ポールはソリッド・ボデイのエレクトリック・ギターの開発者として名を留めている他、マルチ・トラック・レコーディングやリバーブレータの使用などレコーディングのパイオニアとしても知られている。現在でも毎週月曜日にNYCのクラブ「イリジウム」で演奏を継続している。

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●ECMがビデオ・アーツとDVDの販売契約

ECMがビデオ・ア−ツ・ジャパン社とキース・ジャレットのDVDの海外販売に関し、独占契約を締結した。第1回発売は5月で、キース・ジャレットの日本における150回目のコンサートを収めた『TOKYO SOLO 2002』で、このコンサートからは一部の演奏がCD『レイディアンス』に収録されている。なお、国内盤の同DVD(VABJ-1175)には1974年以来のキースの日本における全コンサートのデータが添付されている。

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●マンフレート・アイヒャー第1回ジャズアヘッド賞受賞

ECMのオーナー/プロデューサー マンフレート・アイヒャーが新たに制定されたドイツのジャズアヘッド・スコダ賞に指名された。ジャズ、とくにヨーロッパのジャズの制作に対する貢献に対して。授賞式は、去る3月24日、ブレーメンで行われ、セレモニーに先立ってボボ・ステンソン・トリオが記念演奏を行った。

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●エリックとグラントの来日記念盤発売

4月に双頭バンドを組んで来日する人気テナーのエリック・アレキサンダーとグラント・スチュワートの来日記念盤がそれぞれ発売される。エリックのアルバムは99年来日時に原宿・キーノートでライブ収録されたもので、リズム隊は今回の来日メンバーと同じ。再発にあたり、ボーナストラックとして<アローン・トゥゲザー>が追加されている:『ザ・ライヴ〜アット・ザ・キーノート+1』。“歌うテナー”としてエリックの人気を追うグラントの新作は『エスターテ』。アル・コーンの息子、ギターのジョー・コーンが参加したクインテットでオリジナルとジャズ・スタンダードを熱演。2曲には僚友エリックがゲスト参加、ホットなテナー・バトルを繰り広げている。発売は共に4月19日、ビデオアーツから。

■来日メンバー:
エリック・アレキサンダー(ts)
グラント・スチュワート(ts)
ハロルド・メイバーン(p)
ナット・リーブス(b)
ジョー・ファーンズワース(ds)

■スケジュール:
4/20 足利・屋根裏
4/21 東京・JZ Brat
4/22 水戸・ガールトーク
4/23 東京 TUC
4/24 岡山・シフォニーホール(小)
4/25 名古屋・スターアイズ

問合せ:もんプロダクション 03-3470-0427

[03.21.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●Jazz Video Podcastsがスタート

アメリカのJazz Video Podcastsがサービスを開始した。プレミア・ポッドキャストは、ソニー・ロリンズ〜ザ・ブリッジで、特別演奏とインタヴューが収録されている。1959年突如シーンから退場したロリンズは3年間、ニューヨークのウィリアムズパーク・ブリッジでテナーを吹きながら内面を見つめ直した。ポッドキャスティングは音声や画像のファイルをサイトからダウンロードして自由に楽しめるサービス。リアルタイムで視聴するストリーミングに次ぐサービスとして普及度を高めている。今後のプログラムは以下の通り;
<http://www.jazzvideopodcasts.com>
April 1: Joe Lovano — Streets of Naples
April 15: Hendrik Meurkens — A Felicidade
May 1: Billy Taylor — American Hero
May 15: Denny Zeitlin — Quiet Now
June 1: Dom Minasi — Vampire's Revenge
June 15: Tony Monaco — Hammond B-3 Master Class
July 1: Joe Lovano — Streams of Expression
July 15: Hendrik Meurkens — A Ra

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●訃報相次ぐ。E.ディーンにJ.モントローズ

□訃報が相次いでいるが、2003年に来日したばかりの英国のサックス奏者(アルトとサクセロ)エルトン・ディーンが2月7日、ロンドンで死去した。1945年10月英国ノッティンガム生まれ。キース・ティペッツ(p)との共演歴が長いが、69年から2年間はソフトマシーンで活躍、77年にはカーラ・ブレイとも共演している。80年には、スティーヴ・レイクのプロデュースにより、ティペッツを含むクインテットでJAPO/ECMに『バウンダリーズ』を録音している。ちなみに、スーパースター、エルトン・ジョンのエルトンはバンド仲間のエルトン・ディーンから取られたもの。

□ジャック・モントローズ
ウェスト・コースト派のテナー奏者ジャック・モントローズの2月7日の死亡が伝えられた。モントローズは1928年12月デトロイトの生まれ。ロサンゼルス州立大学で学んだ。アート・ペッパーやチェット・ベイカーらと共演すると共にクリフォード・ブラウンのアルバムのアレンジャーとしても才能を認められた。ウェスト・コースト・ジャズの衰退と共にジャズ界での職を失い、ラスベガスのショーやロックバンドのレコーディングなどに参加した。近年はLAに戻って仕事を続けていた。

[02.26.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●コンガ奏者レイ・バレット逝く

サルサとジャズ界で活躍したコンガ奏者「ミスター・ハードハンズ」レイ(モンド)・バレットが、去る17日、米ニュージャージー州ハッケンサックの医療センターで死去した。バレットは、1929年4月、ニューヨークのプエルトリカン系の家庭の生まれ。ティト・プエンテのバンドでデビューした後、1961年に自己のグル−プを結成、多くの若手サルサ・ミュージシャンを輩出した。ジャズ界では、ハービー・マン、キャノンボール・アダレイ、ディジー・ガレスピーらと共演、録音にも参加した。1989年、セリア・クルス(vo)とのアルバムでグラミ−賞に輝いた。

[02.19.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●2人の異色女性ヴォーカリスト・デビュー

2人の異色女性ジャズ・ヴォーカリストが相次いでデビューする。
ひとりは、チェスキー・レコードのヴァレリー・ジョイス。アメリカ人の父親と日本人の母親との間に横浜で生まれた日系アメリカ人。94年にワシントン州タコマの大学(音楽ビジネス)を卒業後、シアトルでプロ・デビューという経歴。メジャー・デビューの『ニューヨーク・ブルー』では、ワン・ホーン・カルテットをバックにジャズ曲の他、ビートルズやジミヘンの曲等も取り上げている。新世代をリードするヴォーカルとなるか注目される。
もうひとりは、エマーシーから『ベイ・シュー』でデビューするベイ・シュー。10年前に中国から交換留学生として渡米、インディアナ大学でヴォーカルとピアノを修得、NYに移住後、本格的にジャズのレッスンを始めた。ピアノ・トリオをバックにシルキー・ヴォイスでジャズ曲やキャロル・キングの曲を歌っているが、2曲は台湾のヒット・ポップス。故郷の重慶を中心に中国にジャズの素晴しさを伝えたいという。

[02.19.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●チック・コリアが2タイトル同時発売

ベテラン・ピアニストのチック・コリアが3月に2タイトルを同時発売する。SF作家ロン・ハバードの小説を題材に書下ろした『アルティッメット・アドヴェンチャー』と『スーパー・トリオ』の2作。後者は、クリスチャン・マクブライド(b)とスティーヴ・ガッド(ds)を擁するトリオのライブ盤で昨年4月の録音。発売は共にストレッチ・レーベルで、トリオ盤は日本のみのリリースという。

[02.19.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●菊地雅章が4月にヴィレッジ・ヴァンガードに再演

ヴィレッジ・ヴァンガードをホームグラウンドとしているNY在住のピアニスト・菊地雅章。4月は、4日から9日まで1週間、ポール・モーシャン・カルテットのメンバーとして出演する。共演は、グレッグ・オズビー(as)とラリー・グレナディア(b)。共演歴の長いポールはもちろんのこと、グレッグとラリーともすっかり音楽的に意気投合した菊地は、現在、このカルテットでの演奏を最高にエンジョイしているという。

[02.19.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●小沢征爾年末まで完全休養

昨年、ウィーン国立歌劇場の音楽監督の任期を、2010年8月末まで延長する契約を結んだばかりの指揮者小沢征爾(70)が体調不良を理由に年内完全休養を発表した。1月のオペラ「イドメネオ」を始め、5月のマーラー追悼コンサート、6月の「イドメネオ」、11月の「オテロ」、さらに日本での公演など年内のすべての公演がキャンセルされた。現在、日本で療養中という。

[02.05.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●MACにIntel入ってる!

サンフランシスコで開催されていたMacWorld ExpoでCPUにIntelを搭載したiMacとiBook「インテル・マック」が発表された。採用CPUはインテルが先月発売したIntel Core Duoで、従来のパワーPCと比較し数倍の速度を実現する。2月から発売を開始、年内に全ラインをインテル・マックに移行させる、という。従来のソフトには「ロゼッタ」というインターフェースが必要で、インテルの採用によりOS9のクラシック環境は完全に姿を消す。

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●現代美術家ナムジュン・パイク逝く

TVモニターとビデオを駆使した作品でビデオ・ア−ト界ではカリスマ的な存在であったナムジュン・パイク(白南準)が1月29日夜、米マイアミの自宅で死去した。96年に脳卒中で倒れたものの、その後も活動を続けており、死因は“自然なもの”としか報じられておらず、同じくビデオ・アーチスト久保田成子夫人ら家族が見守るなか息を引き取った。パイクは1932年ソウルに生まれ、東大文学部卒業後ドイツで音楽と作曲を学びジョン・ケイジの大きな影響を受けた。84年に東京都美術館で開かれた個展「ヴィデオ・アートを中心に」は大きな話題を呼び、各方面に多大な影響を与えた。86年のNYとソウル、東京を衛星回線で結んだ三元同時中継イベント「バイバイ・キップリング」では東京からサムルノリが参加、東洋と西洋の交感を実証した。

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●デイヴ・ホランド・フェスティヴァル

ECMを離れ、自らのレーベル Dare2 を立ち上げたベテラン・ベーシスト、デイヴ・ホランドがマンハッタンのクラブ「バードランド」で5日間にわたるフェスティヴァルを開く。Dare2 からアルバム『オーバータイム』を発売したビッグバンド、『エクステンディッド・プレイ』(ECM) が好評のクインテットを率いる他、新たに、「ニュー・セクステット」と「スタンダーズ・デュオ」をデヴューさせる。

1/18: デイヴ・ホランド・ビッグバンド
1/19: デイヴ・ホランド・クインテット
1/20-21: デイヴ・ホランド・ニュー・セクステット
feat. マルグリュー・ミラー(p) アントニト・ハート(sax) ロビン・ユ−バンクス(tb) エリック・ハーランド(ds) アレックス・シピアギン(tp)
1/22: スタンダーズ・デュオ w/スティーヴ・ネルソン(vib)

[01.21.2006] ▲Page Top ▲HOTLINE Top ▲HOME


●2006 NYC WINTER JAZZFEST

ダウンタウン(NYCマンハッタン)のクラヴ「ニッティング・ファクトリー」で22日(日)、「ウィンター・ジャズ・フェスティヴァル」が組まれている。メイン・スペース、オールド・オフィス、タップ・バーの3フロアを活用して行われるイバントで、メイン・スペースでは、テレンス・ブランチャード、ジョン・メデスキー、マーク・リボーらのグループ、オールド・オフィスではデイヴ・バレルのトリオ、タップ・バーではJDアレンらがそれぞれ出演する。

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●ボブ・ワインストック逝く

ジャズ・インディのハシリともいうべき「プレスティッジ」(Prestige) レーベルの創始者、ボブ・ワインストックが米フロリダ州のホスピスで糖尿病の合併症のため亡くなった。享年77才。
ワインストックにより49年に設立されたプレスティッジは、ブルーノートと共にいわゆる“50年代ジャズ”を代表するレーベルとして親しまれた。71年に西海岸のファンタジーに買収されるまで、イーストコーストを拠点に活動を続けた。New Jazzなど傍系のレーベルも含めて多数のアルバムが制作されたが、セロニアス・モンク、ジョン・コルトレーン、ソニー・ロリンズ、マイスル・デイヴィス、MJQらの演奏が親しまれている。なかでも、ロリンズの『サキソフォン・コロッサス』(1956)、マイルスの『リラキシン』(1956) などはジャズファンのマスト・アイテムとして世評に高い。

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