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| 書名:ウェザー・リポートの真実 編者:山下邦彦 出版社:株式会社リットーミュージック 初版:2006年7月25日 定価:本体5,000円+税 腰巻コピー:かのジャコ・パストリアスやマイルス・デイヴィスが演奏した ジョー・ザヴィヌル提供の「楽譜スケッチ250枚」を世界初公開。 ジョーの「左手」がジャコを作り、ジョーの「右手」がマイルスを作る。 |
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着想以来20年、3年有余の悪戦苦闘の経過を経て上梓された著者渾身の力作である。どのページをめくっても著者(編者)山下邦彦の熱い思いが迸り出てくる。坂本龍一、キース・ジャレット、チック・コリアなどコンテンポラリー・ミュージックのキー・フィギュアの音楽的核心に迫ってきた著者をウェザー・リポートの解明に駆り立てたものは何であったのか。ウェザー・リポートのリーダー/キーポード奏者/コンポーザー、ジョー・ザヴィヌルから20年前に手渡された3曲の楽譜、ジャズ評論家中山康樹の「『マイルス・デイヴィス/ビッチェズ・ブリュー』はすべて譜面に基づいて演奏されたのでないか」「<ファラオズ・ダンス>でマイルスが吹いた「キメ」のメロディもザヴィヌルがつくったものとの確証を得た」との発言、当代最高のプレイヤー達の演奏を収めた『ウェザー・リポート・トリビュート』というアルバム。この3つをキーにジョー・ザヴィヌル(1932年、ウィーン生まれ)という希代のアーチストの音楽を通して「音楽とは」「作曲と即興」「ブルースとフォーク」(最後のテーマについては著者がキース・ジャレットとの対話以来解決を迫られている)など根源的なテーマを解き明かしていく。その過程はミステリーにも似てスリルとエキサイトメントに満ち、しばし時の流れを忘れるほど。ジョーと共に著者が見つけた回答については伏せておいた方が良いだろう。音楽を真面目に考えようとするすべての冒険者に、たとえそれが何百分の一であっても彼らの努力の一端を共有してもらいたいと願うからである。JT (稲岡邦弥) [ LIBRARY Back Number ] [ INAOKA's INDEX ] |
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