UPDATED 9.30.2004
タイトル:Miles Beyond
副 題:The electric explorations of Miles Davis 1967–1991
著 者:Paul Tingen
発 行:First published in 2001 by Billboard Books an imprint of Watson-Guptill Publications a division of BPI communications Inc.
定 価:$24.95 U.S.A.
著者について:ポール・ティンゲンはスコットランドとカルフォルニアをベースに活動するギターリスト、著作家。1986年より音楽に関して数多くの著作をイギリス、アメリカ、フランス、オーストラリア、オランダの雑誌、新聞等に発表。2枚のCDをリリース。
詳しくはこちら→ http://www.miles-beyond.com
マイルスのエレクトリック時代(1967–1991)を伴にした50人を超えるミュージシャン(ハービー・ハンコック、ウェイン・ショーター、ジャック・デジョネット、デイブ・リーブマン、デイブ・ホランド、チック・コリア、マーカス・ミラー、ジョン・スコフィールド、マイク・スターン、ピート・コジー、ジョージ・デューク、ビリー・コブハム、エムトゥーメ他)、パートナー、プロデューサーへのインタビューを通じ20世紀が産んだ天才ミュージック・スタイリスト、マイルスの秘密を探る本書はミュージシャンならずともマイルス・ファン必読の一冊だ!
例えばこうだ。お馴染みジャック・ジョンソンのライト・オフ。マクラフリン、ヘンダーソン、コブハムはEでグルーブ。マクラフリンはソロの後、マイルスのソロ突入をドラマチカリーに盛り立てようと、B♭にモジュレート。ところがヘンダーソンはこのモジュレートをミス。Eで通していた。さすがマイルス、慌てず騒がず、D♭(C#)(B♭のマイナー3rd、Eのメジャー6th)でソロを開始してからB♭を12スタッカートする。経験したことのないもの凄いドライブを産んでいるんですね。マイルスは、良くグレート・リスナーと言われているけど実に(E)かっこいーです!!!
巻末のエンリコ・マーリンによる1967–1991のセッショノグラフィーも貴重だ。(原田和男)
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