Day & Taxi/OUT

『 Day & Taxi/OUT』

PRECASO 23(スイス)

Chiristoph Gallio(ss, as) Christian Weber(b) Marco Kaeppeli(ds)

Guest: Sara Maurer(mezzo soprano)

1.ARA 2.LOST 3.BOAT 4.NEW MUSIC 5.DO RE MI MA DO 6.STRONG SIX 7 U E I O ANNE 8.WALTER ' S YEAR OF THE YEARS 9.LOVE 10.CALYPSO 11.DOUBLE MIND 12.JOY 13.GO 14.WOLKE 15.TRUST 16Claudia & Ernst im ERNST 17.RUN 18.CURTAINS DREAM 19.AFRICA 20.HEARTS

All compositions are by Christoph Gallio

Recorded at Radiostudio Zuerich, June 26 & 27 2004

ヨーロッパには派手ではないが地道に活動しているミュージシャンが数多くいる。スイスのサックス奏者クリストフ・ガリオもそんな一人。デイ&タクシーは彼が 1992年に始めたプロジェクトで、2001年10月には来日し、横濱ジャズ・プロムナードなどで公演している(当時のベース奏者はダニエル・スチューダー)。世界中にサックス奏者は数多くいるが、ポスト・スティーヴ・レイシーというとガリオを挙げたい。高い演奏技術と繊細なサウンドが持ち味だ。彼のライヴに接して強く感じたのは、実に周囲の音をよく聴いていて、どこでどの音を出すのかそのタイミングが絶妙だったこと。きっととても真摯で実直な人なのだろう。本作は全てガリオの作品。短い作品ばかりだが、構成力に優れ、さまざまな語法や要素を取り込んだ演奏は、安直なフリーとは対照的。この簡潔でありながらイメージを凝縮させた演奏は、<CURTAINS DREAM>でゲストのサラ・モーラーが唄うガートルード・スタインの文章に通じるものがあるかもしれない。ベテラン、マルコ・ケッペリや一世代下のクリスチャン・ウエーバーも好演。時々、パリで教えを受けたレイシーを彷彿とさせる瞬間がある。JT
(横井一江)

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