次号更新日変更のお知らせ
No. 308の更新日は12月10日に変更いたします。
Monthly Editorial
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From the Editor’s Desk #17 追悼 悠雅彦
2023年11月4日
11月25日(土)午後2時@渋谷・公園通りクラシックス、音楽とともに”ジャズ界の良心” 悠雅彦さんを追悼しよう。
Features
Reviews
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#127 クリフォード・アレン『Singularity Codex – Matthew Shipp on RogueArt』
2023年11月4日
マシュー・シップは広く知られたピアニストでありながら、日本では過小評価されているように感じられる。スタイルが単純に極端なものでないことがその理由かもしれない。だが、かれの多くの作品に向き合ってみれば、繰り出される音が極めて知的に制御されており、誰にも似ていないことが実感できるだろう。
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#2282『佐藤允彦&加藤真一 /Specially Tailored』
2023年11月4日
80歳を過ぎてなお「停滞を好まない。精神の、自由な飛翔」を目指す佐藤の音楽に対峙する真摯な姿勢
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#2281『Barry Altschul/David Izenson/Perry Robinson – Stop Time: Live at Prince Street, 1978』
『バリー・アルトシュル,デヴィッド・アイゼンソン,ペリー・ロビンソン/ストップ・タイム〜ライヴ・アット・プリンス・ストリート 1978』2023年11月4日
ロフト・ジャズ時代にオーネット・コールマンの旧Artist Houseで録音された一期一会の歴史的名演奏。
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#2280 『イリアーヌ・イリアス/ミラー、ミラー』&『クァイエトゥード』
2023年11月4日
イリアーヌ・イリアスのグラミー・ダブル受賞の『ミラー、ミラー』とジャズ・ボッサの『クァイエトゥード』の最新2作同時国内発売。
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#2279 『ジェームス・ブランドン・ルイス – レッド・リリー・クインテット/For Mahalia, With Love』
2023年11月4日
もはやジェームス・ブランドン・ルイス(JBL)のことを現代のテナー・タイタンと呼んでもよいだろう。意外というべきか、そのJBLが自身の音楽的ルーツのひとつとしてゴスペルを取り上げ、それによって偉大な歌手マヘリア・ジャクソンへの恋文のようなアルバムを作った。
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#2278『ジョエル・グッドマン/エクスクイジット・モメント』
『Joel Goodman/An Exquisite Moment』2023年11月4日
大好きなDonny McCaslin(ドニー・マッキャスリン:日本ではダニー)の参加アルバムが届いた。知らないJoel Goodman(ジョール・グッドマン:日本ではジョエル)というアーティストの作品だったので期待せずに聴いたら、これがとんでもなくすごいアルバムだったのでここにご紹介する。是非お楽しみ頂きたい。
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#2277 『平林牧子トリオ / メテオラ』
2023年11月4日
デンマーク最高のジャズ賞 Danish Music Award で Jazz Album of the Year を受賞したピアニスト、平林牧子が放つトリオ・アルバム第5弾
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#2276 『 さがゆき & 八木のぶお / 中村八大楽曲集』
2023年11月4日
このアルバムの出来の良さに関しては解っていたつもりだが、聴き込むほどに感動する
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#2275 『組原正 / Moji』
『Tadashi Kumihara / Moji』2023年11月4日
本作は絵筆代わりにギターで描いたサウンド・ペインティングであり、”100%組原正”のプライベート・コレクションである。秘密の日記を盗み見(聴き)する禁断の歓びを味わえる愛おしき作品。(地下)音楽愛好家にとってこれ以上の至福はない。
Column
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Reflection of Music Vol. 94 熱海未来音楽祭
2023年11月4日
巻上公一プロデュースによる熱海未来音楽祭に足を運んだ。今年のテーマは「誰も、気づかなかった。温泉と音楽。」
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ヒロ・ホンシュクの楽曲解説 #96 R.I.P. Carla Bley<Baseball>
2023年11月4日
偉大な作編曲家であり、運動家であり、ちょっと怖いけどユーモアたっぷりのCarla Bley (カーラ・ブレイ) が他界してしまった。George Russell (ジョージ・ラッセル) 繋がりで親近感があったのにあまり知らなかったカーラだが、面白いインタビューを見つけたのでそれを含めてユーモアたっぷりのこの1曲を解説してみると、カーラの凄さを改めて思い知った。
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カマシ・ワシントンが切り拓くジャズ復権の道 後藤雅洋
2023年11月4日
カマシ、グラスパーらに代表される現代ジャズ・ミュージシャンたちの柔軟なスタンスは、「ポピュラリティを恐れない自己表現」という言い方で一括される。
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小野健彦の Live after Live #354~#360
2023年11月4日
巡る季節を進むLAL。ジャカルタの地で脳梗塞に倒れてから、既に10年。徐々に行動範囲を広げて来た私の独り旅も遂に関東圏を飛び出すことに。今月号では、
初訪問の仙台を皮切りに長月上旬から神無月初旬に巡った充実の現場7本をご紹介。 -
風巻 隆 「風を歩くから」Vol.20 パーキンス+オルーニー+カザマキ 日本ツアー
2023年11月4日
フリーであるという事は本当にいろいろな事を意味するのですね。
Concert/Live Report
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#1275 “FUJIN / RAIJIN” 神田綾子 Ayako Kanda & sara(. es)による即興デュオ
ギャラリー・ノマルの挑戦・「Utsunomia MIX」シリーズ制作の現場から2023年11月4日
「Utsunomia MIX」シリーズのライヴ録音現場で、フリーインプロを繰り広げる神田綾子とsara (.es)を聴く。アートギャラリーには、風神の叫び、雷神の怒号が飛び交っていた。
Interviews
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Interview #273 NoBusiness Recordsオーナー/プロデューサー「ダナス・ミカイリオニス」
2023年11月4日
限られた財源の中で、私たちは真に心に響くセッションだけにこだわっています。
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Interview #272 佐伯武昇 Takenori Saeki(パーカッション奏者)~辞める理由がないからやり続ける。
2023年11月4日
「行き過ぎることを恐れない」という地下音楽の精神を現在これほどまで体現している人間は佐伯武昇の他にはいないだろう。なぜ彼はそんな表現行為をするに至ったのか、そしてこれからどこへ行こうとしているのか?その秘密を探るべく本邦初のインタビューを敢行した。
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Interview #271 『パリの空の下ジャズは流れる』宇田川悟インタヴュー
2023年11月4日
第一次世界大戦を経て19世紀的な価値観への懐疑から来る転換期に、ジャズという革新的な音楽が彼ら(フランスの知識階級)にもたらしたものは測りがたいものでした
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インプロヴァイザーの立脚地 vol.13 すずえり
2023年11月4日
ピアノ周りの奇妙な仕掛け、不思議なデバイス、演奏に向かうふるまい。すべてが独特極まりないアーティストである。
Event
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11/25(土)さよなら 「悠々自適」悠雅彦さん コンサート
2023年11月4日
創刊20周年を目前に逝った悠雅彦主幹をミュージシャン、ファンとともに追悼するコンサート。